KIMPROのYouTubeチャンネルのバナーとチャンネル名
KIMPROチャンネル。2026年9月時点で登録者1.35億人、動画約4,400本。

最初の3秒で興味を引きましょう

01「今日はですね〜」で始めたら、もう遅い

「今日は友達がいつも私のおやつを勝手に食べるので…」。この言葉が終わる前に、視聴者は次の動画へ移ります。ショート動画の最初の3秒は、あいさつや状況説明の時間ではありません。

KIMPROの「ケーキが食べたい」は、最初のカットからケーキを持った人物が登場します。スプーンを握り、満面の笑顔。誰が何をしようとしているのか、一言もなくすぐにわかります。

同じおやつの話なら、友達の手が自分の皿の最後のクッキーに伸びる場面から始めましょう。「食べる?バレる?」と、視聴者が自然に気になります。

ケーキとスプーンを持つ人物が笑っている、動画の最初の場面
実際の動画 · ケーキが食べたい

最初のカットにあるのは3つだけ

  • ケーキ — 何が欲しいのか
  • スプーン — 次に何をするのか
  • 笑顔 — 今どんな気持ちなのか

自分の動画の最初のカットをキャプチャして、この3つがそろっているか確認しましょう。足りないものがあれば、その分を言葉で補っているということです。

021人で撮れば食べる動画、2人で撮れば物語

クッキーを持つ人だけを撮ると、単におやつを食べる動画です。隣にクッキーを狙っている友達を1人立たせるだけで、けんかが起きそうに見えます。持っている人と奪いたい人を同じ画面に入れましょう。

顔を画面いっぱいに映すときも注意が必要です。表情は大きく見えても皿が切れてしまうと、なぜその顔なのか伝わりません。顔が少し小さくなっても、手と物が入るよう一歩下がりましょう。

フックの次はすぐ本題へ

03あいさつ、チャンネル紹介、登録のお願いは省きましょう

最初のカットで友達の手がクッキーに伸びました。視聴者が今知りたいのは1つだけ。食べるのか、食べないのか。そこで次のカットが「こんにちは、○○です!」だと、興味が冷めてしまいます。3秒かけて引きつけた注意を、すぐに失ってしまうのです。

フックで疑問を投げかけたら、次のカットはその疑問に直結させましょう。クッキーの動画なら、手がクッキーをつまみ上げる場面です。説明がどうしても必要なら、動作を止めず、動きが続く画面の上に1行だけ重ねましょう。

編集時の確認方法は簡単です。フックと本題の間にあるカットを1つずつ消してみましょう。消しても話がつながるなら、そのカットは最初から不要だったのです。

自分のチャンネルなら料理チャンネルで焦げついたフライパンを見せたら、次のカットは材料紹介ではなく熱湯を注ぐ手。修理チャンネルで折れた取っ手を見せたら、次のカットは工具自慢ではなく折れた部分に接着剤を塗る手です。

5歳でもすぐにわかる映像

5歳の子は字幕を読めません。それでも画面だけで「あの子、クッキーをこっそり食べた!」と言えれば成功です。KIMPROの登録者の大半が韓国語がわからなくても見る理由はここにあります。こうした映像は演技力より、立つ位置、視線、手に持つ物で作れます。

042人をぴったり近くに立たせましょう

友達が部屋の向こう側にいれば、クッキーは安全です。肩が触れるほど近ければ、いつ手を伸ばしても不思議ではありません。同じ2人、同じクッキーでも、距離を縮めるだけで「何か起きそう」という感じが生まれます。

迷ったら2回撮って比べましょう。離れて1回、近づいて1回。ほぼくっついた方が効果的です。離して立たせるのは、よそよそしい関係を表すときだけです。

皿を持つ人の隣で、友達が最後のクッキーに手を伸ばす架空の撮影例
撮影例 · 生成画像持ち主がよそを見ている間に、すぐ隣から手が伸びます。KIMPROの動画ではなく、説明用に作成した画像です。

05手より先に視線を動かしましょう

クッキーを見る、持ち主の様子をうかがう、それから手。この順番なら「こっそり食べようとしている」と言葉なしで伝わります。目は別の場所を見たまま手だけ突然伸びると、うっかり取っただけに見えてしまいます。

驚く場面も同じです。驚いた顔の次のカットには、何を見て驚いたのかを映す必要があります。理由もなく大げさに驚くと、誇張した演技にしか見えません。

06机には使う物だけを置きましょう

KIMPROの「テープが貼られた試験用紙を救う方法」を見てください。机の上に試験用紙とテープが見やすく置かれています。タイトルを見なくても「あのテープで試験用紙に何かするんだな」とわかります。

机の上の試験用紙とテープが、人物の顔と一緒に見える実際の動画場面
実際の動画 · テープが貼られた試験用紙を救う方法

手を伸ばす前に、物を見せる

何に触れるのか先に見えれば、視聴者は自然に手を追います。小道具が小さすぎたり手に隠れたりするなら、カメラではなく小道具を動かしましょう。

クッキーの例も、皿1枚とクッキー1枚で十分です。コップや花瓶、お菓子の袋まで並べると、どこを見ればよいのかわかりません。

撮影前に、1つだけ問いかけましょう「これを片付けても話は伝わる?」。伝わるなら片付けましょう。

07投稿前に、音を消して一度見ましょう

編集が終わったら音と字幕を両方消して、最初から見てください。誰が何を欲しがり、何をして、最後に何が変わったのか、映像だけでわかりますか?自分だけでは判断しにくいので、内容を知らない人に見せましょう。おいやめい、子どもがいればさらによいでしょう。そして1つだけ聞いてください。「どんな状況に見える?」

「クッキーはなぜなくなったの?」と言われたら、字幕を追加するのではなく、クッキーを取る手を少し長く見せればよいのです。多くの場合、速く通り過ぎたのが問題です。

言葉が重要な情報動画でも試す価値があります。音を消したとき話す顔しか残らないなら、そこが具体例の映像を足す場所です。

順番を変えると、同じ動作でも違って見えます

カットを細かくして効果音を付けてもよくならないなら、順番を見直しましょう。

08犯人を先に見せるか、後で見せるか決めましょう

友達の手がクッキーを取る場面を先に見せれば、視聴者は犯人を知っています。知らないのは持ち主だけ。視聴者はそこから「いつバレるか」を待ちます。空の皿から見せると、疑問は「誰が食べた?」に変わります。

バレる瞬間を待ってもらうなら

友達の手がクッキーを取る 持ち主は気付かない 友達の頬が膨らんでいる

犯人を探してもらうなら

皿が空になっている 持ち主が辺りを見回す 友達が背中にクッキーを隠す

どちらも正しい順番です。よくないのは何も決めずに撮ること。撮影前に、「視聴者は今、何を知っていて、何を知らないべきか」を1行で書いておきましょう。速いカット割りで代わりにはできません。

空の皿を見て驚く人と、背中に食べかけのクッキーを隠す友達の架空の場面
撮影例 · 生成画像空の皿を持つ持ち主と、背中に食べかけのクッキーを隠す友達。せりふがなくても犯人がわかります。

まず何を撮ればよいのでしょう?

クッキー1枚で15秒の動画を撮ってみましょう。2人、皿1枚、クッキー1枚があれば、今夜すぐにできます。以下の時間は目安なので、動作が伝わるよう長さを調整してください。

  1. 盗む直前から

    持ち主はよそを見ていて、友達の手はすでにクッキーへ伸びています。2人の顔と皿がすべて同じ画面に入るようにします。

  2. クッキーが消える瞬間

    あいさつも説明も挟まず、この場面へ進みましょう。手とクッキーを近くで撮り、手が入る方向を前のカットとそろえると、誰の手か迷わせません。

  3. 空の皿を発見

    持ち主が皿を見下ろし、ゆっくり友達の方へ顔を向けます。皿が空だとわかる時間を十分に取りましょう。

  4. 知らんぷりしても、もうバレています

    友達は口をぎゅっと閉じ、背中にクッキーを隠して知らんぷりします。空の皿、隠したクッキー、2人の顔が1カットですべて見えるように締めくくります。

投稿前に4つだけ確認しましょう

この通り撮れば必ずヒットするわけではありません。次の動画では最初のカットだけ変えて投稿してみましょう。YouTube Studioで前の動画と冒頭でスワイプされた割合を並べると、効果があったかを数字で確認できます。

人気のショート動画を見て「面白い」で終わらせないで

最初のカットに何があったか、登場人物が何を欲しがっていたか、どんな物を使ったか、反応が何秒で出たかを書き留めましょう。その1つを自分の題材に置き換えるのが、参考にして学ぶということです。

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